1.教育課程の編成
博士論文を作成するまでの3年間の標準的な学修課程は以下のとおりです。
従来型研究による学位取得 | 実践型研究による学位取得 | |
1年春AB | コーチングの哲学と倫理(1単位) コーチング学事例研究法(1単位) コーチング実践活動 |
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1年春C | コーチング実践活動 アドバイザリーコミティ | |
1年秋AB | 研究セミナー1 コーチング学研究法Ⅰ(1単位) コーチング実践活動 |
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1年秋C | コーチング事例報告会 | コーチング事例報告会 論文投稿1(事例報告) |
2年春AB | 論文投稿1 投稿論文修正/再投稿/受理 研究セミナー2 |
投稿論文修正/再投稿/受理 研究セミナー2 コーチング実践活動 |
2年春C | コーチング実践活動 | |
2年秋AB | コーチング学研究法Ⅱ(1単位) 論文投稿2論文修正/再投稿/受理 |
コーチング学研究法Ⅱ(1単位) コーチング実践活動 論文投稿2(事例研究) |
2年秋C | 研究セミナー3 | 論文修正/再投稿/受理 研究セミナー3 コーチング実践活動 |
3年春AB | 博士論文執筆 | |
3年春C | 研究報告会 | |
3年秋AB | 予備審査会 | |
3年秋C | 学位論文審査会/学位取得 |
科目名:コーチングの哲学と倫理 1年春AB 1単位
科目概要:コーチの仕事と求められる資質および能力を理解するとともに、コーチング実践の根幹となる哲学と倫理について学習し、これからの時代にふさわしいコーチングを創造していく能力を養成する。また、授業を通してコーチングに関する哲学および倫理について深く論考し、それらを報告し議論させることをとおして、コーチとしての自らの倫理感や哲学感、視座を明確にする。
科目名:コーチング学事例研究法 1年春AB 1単位
科目概要:コーチングにおける実践力の構造を理解し、受講生自らのコーチング実践を事例研究としてまとめる方法を学習する。具体的には、コーチング実践における記録の取り方、必要なデータの抽出方法、競技力(あるいは技能、記録など)を向上させる過程を記述する方法を身につけ、異なる専門種目の受講生が読んでも体験を共有できる「ケースレポート」として提示する方法を学習する。さらに、受講生による実践事例の報告とそれに対するグループ討論を通して、コーチング実践力の向上を図る。
科目名:コーチング学研究法Ⅰ 1年秋AB 1単位
科目概要:近年、研究者には、論文を作成する能力とともに、研究倫理審査申請、競争的研究資金・助成金公募申請など、研究活動をマネジメントする能力が求められてきている。本科目では、これらの要請に応えるために、コーチング学における研究方法について学習するとともに、研究マネジメント力の開発を目指す。それらを通して、自立した研究者として活動していくための資質を養成する。
科目名:コーチング学研究法Ⅱ 集中 1単位
科目概要:コーチング学に関する実務能力と高度研究能力を兼ね備えた実務型博士の養成を目指し、学生が自立して高度研究活動を実践するために、具体的なテーマに基づいた研究計画ついて各アドバイザリーコミティの指導のもとで学習する。
『研究セミナー・研究報告会・予備審査会 学位申請書類一式 関係書類』
研究セミナー 申請書・報告書: | 研究セミナー(1・2・3)申請書・報告書 |
研究報告会 申請書・報告書: | 研究報告会 申請書・報告書 |
予備審査会 申請書・報告書: | 予備審査会 申請書・報告書 |
学位申請書類一式(課程博士): |
0_チェックリスト 1_論文審査願(博甲) 2_論文概要作成要領 3_論文目録(記入例) 4_履歴書 5_ インターネット公表に関する申出書(別紙様式1) 6_別紙1_学位論文公正に関する確認書(別記様式第1号) 7_博士論文受領票(コーチング学専攻) 製本論文体裁例 |
事例報告会 申請書・報告書: | コーチング事例報告会申請書・報告書 |
2.修了要件及び修了年限
本専攻に3年以上在籍し、コーチングの哲学と倫理、コーチング学事例研究法、コーチング学研究法Ⅰ・Ⅱの計4単位を修得し、研究指導を受けた上で博士論文を提出して最終試験に合格すること。
3.授与する学位
博士(コーチング学)及び博士(学術)